こんにちは!サトシ(@satoshi365_blog)です!
この記事では、英語を単語から勉強するべきではない理由を書いていきます。
※何から勉強すれば良いのかだけを知りたい方は、下の記事をお読みください。

と悩んでしまったことはありませんか?僕は悩んでしまいました。
「英語を何から勉強したらいいのか」については本当にいろいろな意見があって、どれから手を付けたらいいのか、分からなくなってしまいますよね。
僕が実際に勉強してみて分かったのは、「単語から始めるのだけは止めておいたほうがいい」ということです。
結論から言うと、単語から勉強を始めると、間違いなく勉強が続かなくなります。
「単語から始めない方が良い理由」を理解しておくと、知らない単語が出てくるたびに「先に単語を勉強した方がいいのか?」と不安にならずに済みます。
そして、不安がなくなると、英語の勉強の継続にも繋がります!
では、「なぜ単語から勉強しない方がいいのか」を詳しく説明していきます。
そもそも単語ってどうやって記憶に残るの?

単語を覚えるには、何回もその単語の意味を思い出さないといけません。
例えば、この熟語を覚えてみてください。
write down | ~を書き留める |
「覚えたぞ」と思っても、復習をしないと1年後には絶対に忘れてしまっているでしょう。人間の記憶力なんてそんなもんです。
しかし、毎週復習をしていたらどうでしょうか?おそらく覚えていられると思います。
つまり、単語を覚えているためには、復習を続けないといけないということです。
単語から勉強を始めると何が問題なのか

単語から勉強を始めた例を考えてみます。
TOEICという英語力を確認するためのテストがあります。単語を10000語ぐらい覚えると、そのテストで分からない単語はなくなると言われています。
なので、1ヶ月に1000語ずつ、10ヶ月かけて10000語を覚えましょう。
1ヶ月目に覚えないといけない単語は1000語です。
2ヶ月目はどうでしょうか。1ヶ月目に覚えた単語は復習しないと忘れてしまいます。
という事は、
- 2ヶ月目に新しく覚える1000語
- 1ヶ月目に覚えた単語の復習を1000語
合わせて2000語勉強しないといけません。
このままいくと、10ヶ月目は10000語勉強しないといけません。
とてもじゃないけど、やってられません。
単語と同時に多読を始めるのが大事!

単語と同時に多読を始めると、単語だけ勉強するよりずっと楽です。
※多読とは、たくさんの英文を読むトレーニングのことです。詳しくは下の記事をお読みください。

では、単語と同時に多読を始めた例を考えてみます。
1ヶ月に1000語ずつ、10ヶ月かけて10000語を覚えましょう。
そして同時に、多読も始めます。
1ヶ月目に覚えないといけない単語は1000語です。
そして、1000語ぐらいの単語しか使われていない本で多読も始めます。
2ヶ月目に覚えないといけない単語は1000語です。
2ヶ月目は、2000語ぐらいの単語しか使われていない本で多読をします。
この本にはもちろん、1ヶ月目に勉強した単語も使われています。なので、1ヶ月目の単語の復習をする必要がなくなります!
つまり、10ヶ月目には、TOEICレベルの英文を読むことができるようになるのです。
まとめ
覚えた単語をすぐに使えるように、単語の勉強は多読と同時にするのがいいでしょう。
という方は、下の記事をお読みください^^
